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GWに思う、開国都市されど閉鎖都市
GWも終わりの頃、朝日新聞の横浜版にGWの中華街の人出が戻った記事を見てたいへんうれしくなった。震災以降、従業員が帰ったり、宴席がキャンセルになったりと中華街はたいへんだなという印象があり、自分の会社の売り上げ減を棚に上げて心配したりもしたが、よかったよかった。
一方で、辛かったのは、国際仮装行列がなくなったこと。12歳の頃、ボーイスカウトではじめて山下公園の前で警備をしたとき、僕はとてもうれしくて、シウマイ弁当と記念のタオルをいただき、舞い上がり、今の職業を選ぶ大きな動機づけになったのを記憶している。
横浜のイベントカレンダーは役所流に言えば、春は、4月の桜からはじまりヨコハマ大道芸・国際仮装行列そして横浜開港祭へと続く。
自分としては、ワクワクするシーズンであるが、全国のイベントカレンダーには全く表記がない。
博多どんたく・山形花笠・青森ねぶたまつり・札幌雪まつりは全国区であっても大道芸や国際仮装行列は地方イベントになってしまう。なぜなんだろう?
東京に次ぐ第2の人口を有し、コンベンションの開催数は全国一位。観光地のランキングでは4位。外国人が挙げる知っている都市名でも日本で5本の指にはいる。
でも全国のイベントカレンダーは、高知のよさこいや徳島の阿波踊りのように地方都市でも上位ランキングされる中で、観光客数ではトップクラスの数値をあげているにもかかわらず、ひとつも表記されない。なぜなんだろう?
それには自分なりに考えられる理由がある。
はまっ子は、本当はあまり観光客が来てガヤガヤしてほしくない。「横浜市民だけが知っている、来たければ来れば!」という気風である。
3日住めばハマッ子と、昔ミッキー吉川が言った名言があった。でも本音は違うと思う。
「悔しかったら、住んで子ども育ててみろ。」が本音ではないか。
開国都市よこはま、でも実は閉鎖的な街。
でも、だから魅力的なのかもと近頃感じている。
小嶋 寛 (写真 森 日出夫)
撮影
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